あららぎ会計の視点論点

一流のキャディーさんに会いました

2017年10月22日

先日、お客様に誘われて、

神戸市にある北六甲カントリー倶楽部にゴルフへ出かけました。

私は、ゴルフが趣味で、年間約30ラウンドはするのですが、

こんなに素晴らしいキャディーに会ったのは初めてです。

感動して、ゴルフ場にお礼状まで出してしまった次第です。

 

だいたい、キャディーなんて役に立たないものだと、今まで思っておりましたので、

少し心躍らされました。

 

さて、そのキャディー。

何がすごいのかというと、その心です。心で行動しているのだなぁと。

キャディーの仕事はどういうものかといいますと、

ゴルフというものは、原則1組4人でプレーするのですが、キャディーは、

そのサポートをする仕事です。

例えば、ゴルフクラブを持って来たり、クラブを拭いたり、ボールを拭いたり、

残りの距離を教えてくれたり、楽しいトークをしてくれたり、といった

事が主な仕事でしょう。

 

我々4人にストレスを感じさせる事なく、我々の思考の一歩先を読んで行動する。

 

嫌みがないおもてなしの心。

その日のキャディーとしての頑張りが、彼女の何の特になるのでしょう。

それは、彼女の時給などに結びついていないはず。

もちろん間接的に、このように、彼女は評価されていくのでしょうが、

その日のキャディーとしての働きは、彼女の損得ではなく、心から我々プレーヤーを

楽しませたい、という心の現れだったと感じました。

 

プレーヤーは、40代が1人、60代が2人、70代1人。

キャディーさんは、23歳だと。

キャディーさんの母性といいますか、その雰囲気のおかげで、

心地よい時間を過ごすことができました。

キャディーを指名できるのなら、そのキャディーをまた指名したい。

 

文章では、表現しきれないのですが、

たぶん日本ナンバーワンのキャディーだと思いました。

 

さて、様々な仕事。

お客様に対して、心からのおもてなしができるのかどうか。

一流になるカギはそこにあるのだと、感じました。