老いの中で
2021年11月15日
人間、
何もできない状態で生まれて、
愛されて、
色々と回りから教わって、
お膳立てされ、
自分で成し遂げたと思うことも、
よくよく考えてみれば、そのほとんどが、
自分ではない何かで作られていることに気づいて
あー、こんなちっぽけだったんだなぁ、と思った頃に、
老いがやってくる。
99%の人が、ひのき舞台のような華やかさとは反対の
裏方のような地道な歩みを着実にしていきます。
そして、
成果主義だの実力主義だのという風潮を横目でみながら、
老いを感じ、なにもできない自分に戻っていくんだ。
その過程の中で、何が残るのだろうかと、振り返ってみると、
物質的なものや、自分の欲望とか自分が勝ち取ったものではなくて、
自分が親や友や周りから受けた愛情と、
自分が周りに与えた愛情を思いだすんだなぁとおもったよ。
すべては、愛なのかなぁ
過ぎ去れば、穏やかな風が吹いているような気がする。
どうせなら、その過程においても、愛にあふれた
穏やかな日々を送りたいとおもったよ